静岡県内さまざまな現場に行き、設計に必要なものをトランシットという測量用の機械を使い作業しています。
1日の流れとしては、まず現場に向かいます。現場によっては朝早く出勤することもあります。そして現場に着いてからその日の作業内容を終わらせるために日が暮れるまで作業をします。その後会社に戻り、取ってきたデータの処理をして平面図や横断図などを作成し、終わったら帰宅するという流れになります。また作業人数は現場ごとに異なりますが、測量は一人でできることはほとんどないため複数人で動いて作業をしていきます。

何もない土地に何か新しいものを作るということはその土地の標高や形、構造物の位置や大きさなどのさまざまな情報が必要不可欠だと思います。そのため自分たちが測量して出来たデータがおおきなものづくりのために使われているので社会やその土地に住んでいる人たちの役に立つと感じることが出来ます。自分の行った仕事が目に見える形で長い間残るのはこの仕事ならではでないのかなと思います。

現在は積算業務から数量計算の作成業務に携わっています。
またCADを使用した図面の作成を行ったり、エクセル等を使用して作業しています。主にパソコンの前で仕事することが多いですが、現地調査等にも出向いたりします。道路管理業務等の作業を行ったりもしています。

作業環境・技術は常に変わっていく中で、新しい技術やツールも多いですが、日々勉強をしながらの毎日で大変に思うこともありますが、新しいことを学べて自分自身が少しずつでも成長を実感出来ていることにやりがいを感じています。
最初読めなかった図面や数量のひろい方等を少しずつでありますが理解できるようになった事は嬉しかったです。

私達の生活に必要な道路や土砂災害から人命を守るための擁壁や、宅地造成に係る駐車場や隣地境界の壁等の設計を行っています。

自分が設計した物件の工事が実施され、出来上がった所を地元の方々が利用してくださっている所を見たり、大手コンサルのCMのキャッチコピーではありませんが、ゼンリンやGoogle Map等に表記された時には心の中で「どや顔」になります。
また、子供が遠足等で通った時、友達に「ここお父さんが設計したんだ」とプチ自慢的に話をしたことを聞いた時はめちゃめちゃうれしく感じます。

私は入社以来、発注者支援業務に携わってきました。
主に公共工事に関わる資料の作成を行っています。

私は40代の時に転職で当社に入社しました。
以前勤めていた建設会社を子育てのため退社し、子供の手が離れた時期に再就職したのが畑違いの会社でした。
数年働くもやっぱり地図に残るようなものを作りたいという夢を諦めきれず転職しようと思いました。
これまで養った経験を生かしつつ仕事しています。多少ブランクはありましたが周りの同僚や先輩から支援もあり、やりがいのある仕事に携われたことに良かったと思っています。